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祈りのお香、邪除になるお香を生活の中に | 奈良・着物&香salon 縁心屋


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2019年2月16日

こんばんは。

 

奈良・着物レンタル&お香サロン『縁心屋』の小浜です。

 

立春も過ぎて、まだまだ寒い日は続くものの日も長くなり

時折、春を感じられる日もでてまいりました。

 

私の1番好きな季節がやってきます☺︎

 

さて、今日は久しぶりにお香のお話。

 

最近は、着物に関する内容が多かったのですが今日はお香について。

お香作りの教室も変わらずやっております。

最近は、外部でのワークショップをさせていただく機会も増え、お香の良さをお伝え出来る機会も以前より増えてきたのがとても有難いです。

 

お香というと、多くの方がインドのインセンスを思い浮かべる方や、ルームフレグランス的な物と思う方も多いと思うのですが、日本でのお香の歴史はとても古くからあるんです◎

 

どちらかというと香りを楽しむ為のもの。というイメージをお持ちの方がまだまだ殆どかなぁという印象なのですが、元々はそうでは無かったんです。

 

香はもともと人類の文明と共にありました。

人々は芳香に神秘を感じ、香りに特別な力があると信じ

祈りの際に使い、病気や災いから身を護ってくれる物と信じていました。

 

仏教は勿論、キリスト教でも祈りの中に香があります。教会では乳香が今も焚かれていますよね。

古来より祈りの際には香がありました。

日本では仏教と共に伝来されたと云われているお香。

 

仏を供養する為の祈りのお香がいつしか文化になっていった所が

日本人らしく、またとても素敵だなぁと思います☺︎

 

仏を供養する為のお香であり、穢れた自分自身の心身を清め、また空間を清める為に焚くお香。仏教ならではの世界観ですね。

中でも白檀は邪を除けると云われています(りょうごん教等に記載)

香は仏に供える物という事から、香を持つことにより仏の加護をえられるといわれています。

また、香りの強いものは邪を除けるとも云われています。

 

武士達が戦に出陣する際に香を兜に焚きしめていたともいいますから、今の現代とはお香の意味あいが大きく違っていたんだなぁと思います。

 

日本人にとって、清めるという概念が浸透していたからこそ

香も受け入れられていったんですね。

 

 

 

お香を焚くとお部屋もスッキリして気持ちよいのは、お清めしてくれているのかなぁ、なんて思いながら毎日過ごしている私は、毎朝必ずお香を焚きます☺︎

 

そうすると不思議と気持ちもスッキリするんです。

日常の中に香りがあるのも良いものです。

リラクゼーション効果もございますし、天然の香りは身体に害もありません。

お部屋で焚くお線香等のお香も良いですし

香袋であれば鞄に入れたり和服のお供にもなります。

また御守り代りにもなります。(香袋は御守りと古書にも記されてるそうです)

 

忙しない毎日を送られている人が多い現代社会の中で

便利な物ばかりを追い求めていくのも悪くはないのですが…

日常の中に、ふとひと息つく時間

和の香りに包まれて、ほっこり出来る時間を持つと

それだけで豊かな気持ちになったりするものです。

 

天然香料で作られた和の香りは、どこか懐かしく

気持ちも穏やかにしてくれます。

 

疲れている時ほど、こういった時間を大切にすると

ココロのバランスもとれて良いと思います☺︎

 

私はお香のある生活で、毎日穏やかに過ごせますようになりました。

 

何よりアロマもそうですが、元々香り全般好きなので毎日楽しんでます♪

 

好きな香りは人それぞれですので、まずは自分の好きな香り探しから

はじめてみるのも良いと思います。

個人的に、沈香・白檀はテッパンですがやはりオススメです☺︎

 

和の香があることで、いつもより

彩り豊かな日常になると思います。

 

今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

 

 

 


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