香り文化のある日本‼︎ | 奈良・着物&香salon 縁心屋
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こんばんは。
奈良・着物レンタル&お香サロン『縁心屋』の小浜です。
奈良では
正倉院展がはじまりました。
毎年かなり人気の正倉院展‼︎
かなり混雑するようですので、時間に余裕をもって行かれるといいですね。
正倉院という言葉が出てくると、私は蘭奢待を思い浮かべます。
正倉院御物の中には『蘭奢待』という全長1.5メートルにも及ぶ巨大な香木があるんです。
蘭奢待‼︎
別名 『東大寺』
何故そう呼ばれるのか。
蘭奢待という文字の中に「東大寺」という文字が隠れているのがわかりますよね。
この蘭奢待にはいろんな伝説があるので、私もとても興味深いです。
きっと多くの人がこの蘭奢待に魅せられたことでしょう。
香りというものは、多くの人を魅了する不思議な力があるように感じます。
今から1500年程前に仏教と共に日本に入ってきたといわれているお香。
仏を供養するためのものとして使われいました。
古代より、祈りのあるところには必ず香りがありました。
仏教は勿論
キリスト教にも祈りの中に香りがあります。
いつからか
日本人は、祈りの香としてのお香を大切にしながらも
その一方で
素晴らしい香り文化を開花させました。
香りで自分を表現し
香りで想いを伝え
1日の始まりと終わりに香りがありました。
なんだか凄くロマンティックですよね(*^^*)
こんな風に表現していた時代があっただなんて
想像すると凄く素敵だなぁって思います。
そんな香り文化が開花したのが
平安時代の平安王朝です。
源氏物語の時代‼︎
香りは目で見ることが出来ません。
その目で見ることのできない香りが
文化になるというところが
日本らしいなと思います。
祈りの香が文化になった日本。
その香り文化。大切にしていきたいと思います。
今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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