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香り文化のある日本‼︎

2016年10月24日

こんばんは。

奈良・着物レンタル&お香サロン『縁心屋』の小浜です。

奈良では

 

正倉院展がはじまりました。

 

毎年かなり人気の正倉院展‼︎

かなり混雑するようですので、時間に余裕をもって行かれるといいですね。

 

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正倉院という言葉が出てくると、私は蘭奢待を思い浮かべます。

 

正倉院御物の中には『蘭奢待』という全長1.5メートルにも及ぶ巨大な香木があるんです。

 

蘭奢待‼︎

別名 『東大寺』

何故そう呼ばれるのか。

蘭奢待という文字の中に「東大寺」という文字が隠れているのがわかりますよね。

この蘭奢待にはいろんな伝説があるので、私もとても興味深いです。

きっと多くの人がこの蘭奢待に魅せられたことでしょう。

 

香りというものは、多くの人を魅了する不思議な力があるように感じます。

 

今から1500年程前に仏教と共に日本に入ってきたといわれているお香。

仏を供養するためのものとして使われいました。
古代より、祈りのあるところには必ず香りがありました。

仏教は勿論
キリスト教にも祈りの中に香りがあります。

いつからか

日本人は、祈りの香としてのお香を大切にしながらも
その一方で
素晴らしい香り文化を開花させました

 

香りで自分を表現し
香りで想いを伝え
1日の始まりと終わりに香りがありました。
なんだか凄くロマンティックですよね(*^^*)

 

こんな風に表現していた時代があっただなんて
想像すると凄く素敵だなぁって思います。
そんな香り文化が開花したのが
平安時代の平安王朝です。
源氏物語の時代‼︎
 香りは目で見ることが出来ません。
その目で見ることのできない香りが
文化になるというところが
日本らしいなと思います
祈りの香が文化になった日本

 

その香り文化。大切にしていきたいと思います。

 

 

今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。