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奈良に魅せられて

2016年6月20日

こんばんは。

奈良・着物レンタル&お香サロン『縁心屋』の小浜です。

 

今夜はいて座の満月。

 

そして1年に1度しかみられないという、ストロベリームーン。今日は、いろんな所でストロベリームーンの言葉を耳にしました。

 

 

見た方は、好きな人と結ばれるのだそうです(*^^*)奈良の空は曇っていてみれませんが、雲の向こうはキレイな満月なんだろうなと、今夜はいろんな想いで空を見上げました。

 

奈良に来て2ヶ月がたちました。

 

暫くは東京が恋しかったのですが、今は奈良に来て良かったと心から想います。今日もそんな風に想える素敵な方とご縁ができました♪

 

ありがとうございます。

 

今日は、私がなぜ奈良で縁心屋をはじめるに至ったかを、お話したいと思います。

 

今から6年前の平城遷都1300年祭‼︎

 

小学校の修学旅行以来に友人と奈良を訪れました。

季節は春。遠い記憶を辿りながらの奈良の旅。

 

東大寺、法隆寺、春日大社といろいろ周りました。大仏と鹿くらいだろうと以前は思っていた奈良。年を重ねてから訪れた奈良は、本当に魅力ある古都でした。

 

 

この頃の奈良は非常に混み合っていて、奈良市内のホテルは、ほぼいっぱいで、天理の旅館に宿泊したんです。

 

 

宿泊した翌朝、チェックアウトの際に旅館のご主人と少しお話をさせていただいた際に「おたく、天川村に行ったらええわ。天の川っていう川が流れてて、地上に流れる天の川と空に流れる天の川が旧暦の七夕になると平行して流れてるらしいわ。」と、何故そのご主人が私にそんな話をしたのかよくわからないのですが、なんでもない会話だったと思います。

何故か、どうしても天川村が気になり、その2ヶ月後に天川村を訪れました。

 

 

下市口という駅からバスで1時間程走った先に天川村はあります。

トンネルを抜けると天川村に入るのですが、景色をみた瞬間、涙が止まらなかったのを今でもよく覚えています。理由はよくわかりません。そんな事もはじめてだったので。見渡す限りの美しい山々が本当に素晴らしかったです。そして、天河大弁財天社にお参りしました。

 

 

お参りした後に、宮司さんに社務所の中に呼んでいただいて、いろんなお話をしていただきました。

 

そのお話がとても素晴らしく、興味深く面白くて、とても引き込まれたんですよね。日本のお話。神様のお話。宇宙のお話。日本の文化のお話などなど。

 

その後、宮司さんにわざわざバス停まで車で送っていただいて。。。。

 

 

それからです。

 

何度も奈良に、この天川村に、足を運ぶようになりました。

 

大自然が本当に素晴らしく、星空が本当にキレイで、人があたたかく、子供から大人までが手を合わせ、心を合わせ、そして、人と人との繋がりを大切に大自然と共に生活していました。

 

 

なんというか、日本人の本来あるべき姿がそこにありました。

 

 

毎日忙しく、東京で慌ただしい生活をしていた私にとっては、物凄いカルチャーショックというか、感動しかなかったんですよね。

 

 

それから私自身、改めて日本の歴史を学んだり、奈良について調べたり、奈良でもいろんな所を訪れました。

 

 

知れば知る程に奥深い奈良。

地域によって全く違った魅力がある奈良。昔ながらの風景や道がそのまま残っている所も多く、1000年以上前の情景を、今のこの時代でも見られるんです。そして、日本にはじめて都がつくられたのも奈良です。

 

 

今迄、海外にばかり目を向けていた自分が、日本の素晴らしさ、日本の文化の素晴らしさ、そして自分が日本人である事を誇りに思うようになり、いつからか、この奈良に住み、自分の出来る事で日本の素晴らしさを、日本の心を伝えていけたらどんなに素晴らしいだろうと思うようになりました。

 

 

そして、本当に沢山のご縁をいただき、自分の想いをただただ信じ、進んできた先に、縁心屋がありました。

 

 

奈良が素晴らしいのも私が奈良に魅せられた理由のひとつですが、私は奈良で本当に沢山の素敵なご縁をいただきました。

出逢う人が、皆さんとってもあたたかかったんですよね。

この奈良の皆さんのお人柄も私が奈良に魅せられた大きな理由のひとつです。

 

 

東京も大好きでしたが、これからはこの奈良で沢山の方々を笑顔に出来たらなと思っております。

 

長々とすいません。

 

このような流れがあり、今奈良で縁心屋をさせていただいてます。

 

感謝、感謝の毎日です。

 

今夜は満月。

そして明日は夏至ですね。

また、心を入れ替えてがんばって参ります。

 

今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。